「納品のない受託開発」というビジネスモデルに取り組む会社や人たちのコミュニティです。
「納品のない受託開発」は、納めて終わりのソフトウェア開発のビジネスではなく、お客さまと継続的な関係を築き、高い付加価値を提供しようとするビジネスモデルです。
これまでの受託開発における一括請負や人月見積りや多重請負や派遣が起こす問題をなんとかしたいという問題意識を共有し、新しいビジネスモデルを広めていくためのコミュニティです。
ソフトウェアは、動かし始めてからの運用の手間や改修作業の機会は、ハードウェアに比べて、圧倒的に多いですし、なにより稼働してから柔軟に対応して直していける特長こそが、ソフトウェアと呼ばれる所以だったはずです。
そのことは優れたプログラマであればあるほどわかっています。そういう風に柔軟に直していけるように作ることができるからです。
そうであるにも関わらず、これまではハードウェアを販売するかのように、特定の時点で「納めてしまう」ことをビジネスとしてしまってきたことが、ソフトウェア開発の現場をいびつなものにしてきたように思います。
時が今に至って、クラウドやアジャイルなど、様々な技術や考え方が広まったことで、「納品しない」で継続的に続く関係を作り上げるビジネスモデルを考える時期にきたのではないでしょうか。